自分にとって、Ayatoへの感情を表現することはとても難しい。
ただ、彼/彼女らの演奏を観ていると”primitive”という言葉が頭に浮かぶ。
「原始的なもの」「原型」「根源的な」・・・そう感じさせるのは5人の音楽への姿勢だろうか。
アヤト(vo)、マナブ(gt)、アサヒ(ba)、ケイキ(syn)、ユウカ(dr)の5人に湯田温泉Organ’s Melodyでお話しを聞きました。
クラハラ: みんなから見た山口はどういう街?
マナブ: めちゃくちゃ難しい・・・(笑) でも質素ですね。
アサヒ: 山口市はまだ活気があるかなーと。自分は他の市の出身だから、そう感じますね。
アヤト: 寂れてはないなって感じ(笑) ギリ耐えてるみたいな。
ユウカ: 決して都会じゃないし、賑わってもないけど・・・。でも暮らしていくにはすごくいい街だなって思ってます。
ケイキ: 下関に引っ越して感じたのは、(山口市は)マジでなんもないけど、みんな謎に元気やなって。元気だし、和やかさみたいなのもあるし。同じ山口県の下関は港町だからかもしれないですけど、すごく殺伐としてる感じがめっちゃしてて。それに比べたら山口市の人はみんなすごく和やかで、それと謎に元気やなって感じですね。
アヤト:のんびりしてる雰囲気。空気が全然急いでない。
ユウカ: 自分も港町出身だけど、(ここは)ちゃかちゃかしてない。みんな穏やか。
クラハラ: 山口ではいつもOrgan’s Melodyでライブや企画をしてるよね。Organ’s Melodyはどういう雰囲気?
マナブ: 僕は店側の目線になっちゃうんですげど、いろんなものに対してフラットになるようにしてて。店長も結構そういう感じなんですけど、あんまり何かに特化するとかじゃなくて、フラットに来るものを拒まずみたいなスタイルになるように気をつけてます。結果的にめっちゃ偏ってるんですけど・・・(笑)
クラハラ: どうしてもそうなっちゃうよね。
マナブ: そうですね。 雰囲気は・・・肩肘張らないような雰囲気になるように気をつけてます。僕がイベントに入る時とか、イベントを作る時とかそんな感じだし、店長も割とそういう意図があるのかなと。聞いたことはないですけど、多分そうじゃないかなと思います。
ユウカ: 自分は初めて来たライブハウスがOrgan’s Melodyで、照明も暗いし、最初はちょっと怖かったけど・・・。でもマナブさんたちがやってるイベントにちょこちょこ遊びに行くようになって、次第に年上の人たちとも話せるようになって。さっきマナブさんが言ったようにフラットっていうか、ここは気兼ねなく話したり出来るような環境なのかなと思います。
アヤト: ライブハウスって感じじゃなくて、「場」って感じ。 場所って感じ。
マナブ: 確かに。
アヤト: 結構自由になんでも出来そうな感じ。
ケイキ: 大学に入ってからOrgan’s Melodyに遊び行くようになって。最初はようわからんけど遊びに行ってみたら、なんか起こるぞって雰囲気があって。何もない和やかな町に一個すげえ謎の点があるみたいな、そんな雰囲気があって。なんか起こりそうな場所みたいな、そんな感じです。
アサヒ: 普段はあんまり音楽聴かない方なんで、自分にとってOrgan’s Melodyは面白いものを得られる場所です。
クラハラ: AyatoやFurateは山口で下の世代との関わりを強く意識してるよね。
マナブ: 僕はshiNmmをやってる時から若い子を中心にしたイベントというか、下の世代の子をイベントに巻き込んでいくみたいな活動をしてたんですけど、そこから今は僕は少し後ろに引いて、他の人たち、Ayatoだと僕以外のメンバーにその流れをパスしつつ、そういうイベントを作ってる最中って感じなんです。AyatoのメンバーのみんなはshiNmmのイベントに来てくれてた人たちなので、さらにその下の世代に関わりながら、僕らがかっこいいと思ったバンドやDJ、アーティストを共有できるような機会を僕らが作って、少しでも楽しんでくれればなって。
クラハラ: そこにはやっぱり新しいバンドやアーティストがどんどん出てこないとローカルのシーンが面白くならないよねって気持ちもある?
マナブ: これは僕の意見なんですけど、僕らじゃ出来ないようなこととか、発見出来ないようなことが生まれる可能性を高めたいです。自分たちが悔しくなったりとか、めちゃめちゃテンション上がったりとか、そういうことって上の世代からは多分出てきにくいと思うので。下の世代に僕らなりに刺激を与えられるような環境を作っていく中で、そういうミュータント的なものが生まれたらなって。自分たちが想像していなかった世界をつくって欲しいっていう、そういう気持ちがずっとあります。
ユウカ: 自分は休学した後に軽音楽部の部長を務めてて、当時からマナブさんがいま話したようなこともよく聞いてて、そうあるべきだなって自分でも思うけど・・・やっぱり結構難しかったなって。部長だったときも、面白いものを求めてやろうとするけど、後輩たちとの人間関係だったりとか、自分が本当にやりたいことは何なのかとか色々考えると・・・。後輩たちの世代と関わっていくとまた面白そうなものが生まれるかもっていう感覚はずっとあって、実際に関わっていたけど、それが功を奏したかどうかは・・・正直わからない・・・。
マナブ: まだその最中なんじゃない?
ユウカ: そうなんですかね・・・。でも確かに。うん。
クラハラ: アヤト君たちはどう?
アヤト: あんまり積極的に関わってない(笑) 面白いものが生まれて欲しいという気持ちはあります。だけど関わり方がわからない。考えていることって、ちょっとでも世代が違ったら全然違う。いまはコロナ禍が始まったときに高校生だった子とかもいるから、コミュニケーションの仕方なんかもちょっと違うし。関わってから言えよって感じなんですけど(笑) でも自分はあんまりちゃんとやろうとしていない。
マナブ: それぞれ役割もあるよね。
アヤト: そうですね。でも一緒にやりたい。その波に乗っかってきた子と一緒にやりたい。
ケイキ: 共有したいなって気持ちはすごいある。すげえバンドが山口に来るから、マジ絶対観に来たほうがいいよって、そういうことをなんか押しつけがましい感じで言っちゃったりもするけど、自分も初めてshiNmmを観たときは、マジですげえ衝撃を受けて。こんなバンドが山口におるんかみたいな気持ちになって。
そういう人たちのイベントに行って、感じたことのない初めての刺激を受けた体験があるから、そういう感覚を下の世代の子たちも体験したら、もっと楽しくなってくるかなーって。ちょっと押しつけがましいけど、そういうアンテナを持っている子がいたらいいなって気持ちでみんなと喋ったりはするけれども・・・。でもそんなに積極的に関わってるわけじゃない。 そういう機会があれば喋ったりとかするけど。
クラハラ: Ayatoはこれまで東京や大阪のような都市部でのライブも多かったよね。そういう経験をしてきて、山口のようなローカルで活動することについて何か考えたりすることある?
マナブ: ローカルで活動する意味ってことですよね。うーん・・・。
やっぱり(ローカルのシーンは)商業的なものと離れてるので、自分たちのやりたいようにやっても誰も何も言わないっていう、そういう良さがあります。息しやすいというか。やっぱり都市部だと、稼ぐってことだったり、広まっていくってことのウェイトが大きいと思うので、そこを意識せずに本当に楽しむってことにフォーカスしたほうが活動はしやすいです。でも究極、どこでも一緒です。
ケイキ: 別に東京だからとかそういうのはないんだなっていうのは、やってて思うかも。
アヤト: でもローカルっぽいところの方がやりやすいです。理由は分かんないけど・・・。なんて言えばいいんですかね・・・そこ(場所)が好きで見に来てる人が多いっていうか。
マナブ: みんなハングリーかもね。機会が少ないから。
アヤト: 東京とかだといつもいっぱいイベントがあって、その中から選ぶってなると、自分が好きなジャンルのイベントに行くことが多いかもしれないけど、ローカルだとどんなイベントでも気になったら行くって人も結構いるから、そういうのが面白いのかもしれない。
クラハラ: Ayatoの結成は2019年だよね?曲はマナブ君が作ってるの?
マナブ: そうですね。曲のタネを僕が持ってきて、それをセッションしながら広げるって感じです。
クラハラ: 活動を始めて5年が経って、音楽性の変化はあった?
マナブ: 僕らは楽器が増えていってるので、そういう変化はあったかも。
クラハラ: 楽器が増えてるのはアサヒ君?
マナブ: アサヒ君だけですね(笑)
アサヒ: でもケイキ君がバンドに入ったのも結構デカい気がします。
クラハラ: そっか。ケイキ君は後から入ったメンバーなんだよね。
マナブ: ケイキ君っていつ入ったっけ?
ケイキ: 自分が大学2年生の秋頃やったから・・・。
ユウカ: (スマホを確認しながら)2020年10月17日の山道キララ博記念公園でのライブ頃からです。
アサヒ: そのタイミングって自分がチューバを弾き始めたぐらい・・・?
マナブ: そうだそうだ。チューバと一緒。
ケイキ: チューバと同期です。
クラハラ: アサヒ君が使ってるのはエレキベースとチューバとコントラバス? 最近のライブは全部使ってるの?
アサヒ: はい、県内は。コントラバスは県外には持っていけないので・・・。
マナブ: 広島でのワンマンには持って行ったよね。
アサヒ: 広島は近いし持っていけたんですけど、東京とかに行くときはもう一本エレキベースを持って行って、チューニングを変えてコントラバスの代わりに使ってます。チューバは大体どこでも持って行ってます。
クラハラ: アサヒ君の楽器が増えてるのは、新しい曲やアイディアにその音が必要だから?
マナブ: いや、かっこいいから(笑) デカくてかっこいいから。
アサヒ: 手に入ったから使ってみようみたいな(笑)
クラハラ: そうなんだ(笑)
アサヒ: スタジオで自分がチューバを吹いたことあるって話しをした翌日にチューバを貸してくれる人が見つかって。最初は冗談かと思ったけど・・・。
クラハラ: みんなの音楽のルーツは何だったの?
マナブ: ルーツ・・・ジミヘン?
ケイキ: 自分が大学に入ったときはフリースタイルラップが流行ってて、最初はサイファーみたいなところに遊びに行ってました。それから先輩がたまにライブしてたOrgan’s Melodyに遊びに行くようになって・・・気づいたらめっちゃ遊びに行くようになって、それから色々聴くようになったって感じですね。その流れでジミヘンは最高だって気づいて(笑)
クラハラ: そうなんだ。
ケイキ: もともとバンドが好きなわけじゃなくて。正直苦手だったというか。バンドの音楽って荒々しいイメージで、ちょっと苦手意識があったんですけど、山口市のレコ屋によく通ってた時期に色々とオススメされた中にジミヘンがあって。正直最初よく分からなくて、これかっこいいのかな・・・ギターやかましいし・・・って思ってたんだけど、なんかこう、スルメみたいに、これ聴いてたらノれるやん、めっちゃかっこいいやんやべえ!って感じになって。それからバンドの音楽も好きになりましたね。
クラハラ: ジミヘンがバンドに目覚めさせた・・・。
ケイキ: 目覚めさせましたね。そこでマイブラとかも教えてもらって、すげえ轟音かっけえ!ってノイジーな音も好きになって。そこから色々広がった感じでした。
マナブ: アヤト君もサイファー出身だよね。
アヤト: そうですね。でもそれより前は音ゲーとか。
マナブ: えーそうなんだ!
アヤト: 最初は音ゲーの音楽を色々聴き始めて。SoundCloudにそういうのがアップされてるんで。そこでカッコいい名前のジャンルを探して聴いてて(笑)dubstepってなんか名前ヤバいな、dとbでなんか強そうみたいな(笑) そこからEDMとかも聴くようになって、トラップも聴き始めて・・・。それで受験勉強中に急にラップやりたくなって。友達が家に遊びに来てるときに、高校生ラップ選手権ってやつを一緒に観て。高校生がラップバトルするみたいなやつ。最初はうるさいなって思ってたけど、なんかめっちゃ悪口言ってるじゃんこいつらって、そんなのありなんだってびっくりして。それで地元のサイファーに通うようになって。大学入ってからもそういうのを続けてました。
クラハラ: 大学にサイファーサークルがあったの?
アヤト: そうですね。公式ではないけど、勝手にやってるみたいな(笑)
ケイキ: 別に許可はされてないけど、Bluetoothスピーカーを校内に持ち込んで。
爆音でビートを流しながら、たまに叫んだりラップしたり。
クラハラ: 部室とか教室でやってたの?
ケイキ: それが外でやってて(笑) 人をおびき寄せるために学食のすぐ隣でやってみたり(笑)
アヤト: 入学式でもやってた(笑) 人を集めたくて。でも誰も来なくて・・・こっちも3人しかいないし・・・。それと並行して軽音にも入ってて。バンドにもちょっと興味あったんで。でも全然人が集まらず・・・。
クラハラ: その頃からバンドを始めようとしてたんだね。
アヤト: 軽音って大学内でバンド組むもんだと思ってたんで。勝手に。みんなオリジナルのバンドをバンバンやってやろうぜみたいな感じだと思ったら全然そんな感じじゃなくて。それでサイファーの先輩からOrgan’s Melodyを教えてもらって、遊びに来たけど最初はわけがわかんなくて。山口にJ-POPを流すDJの人(DJありがとう)がいて、その人のDJを観に行ったんですけど、わけわかんないねって感じで・・・。でもその後からOrgan’s Melodyに遊びに行くようになったって感じです。
アサヒ: 中高で吹奏楽をやってたんですけど、バンドとかは全く聴いてなくて。吹奏楽でやる音楽を練習するために聴いたりはしてたけど、当時は普通にJ-POPとかが好きで。大学入っても最初はバンドをやるつもり全くなかったけど、1年生の後期に友達からコピーバンドに誘われてベース弾き始めて。でも活動もサークルのイベントでやるぐらいで、モチベーションもないっていうか、元々やりたかったわけでもなかったし、アジカンとかコピーしてたバンドも全然知らなかったので・・・。こういう音楽あるんだーぐらいにしか思ってなかったんですけど。ふーふーくうに元々いたギターの人にバンド組もうよって誘われて、それから初めてOrgan’s Melodyに来て。最初はわけがわかんなかったけど・・・。でもちょこちょこ遊びに来るようになってから色んな音楽が好きになってきて。
ユウカ: 母親がずっとMTVの洋楽ポップヒッツみたいなのをよく聴いてるような家庭だったんですけど、中学の頃の友達に『階段途中のビッグ・ノイズ』っていう小説を勧められて。その中に高校生がGREEN DAYをめっちゃかっこよく演奏するっていう場面があって、そこからGREEN DAYが大好きになりました。それからパンクが好きになって、同時に英語を勉強することも好きだったから、パンクの精神みたいなところも歌詞を読んで好きになってきて。大学生になってバンドやりたいと思って軽音に入ったけど結局ずっとやってなくて、Organ’s Melodyに遊びに通ってたらマナブさんから声かけられて、それからAyatoを始めて。そこからいろんな音楽を知って自分の音楽に対する価値観がどんどん広がっていったなという感覚があります。
マナブ: 小学生のときに一番最初に買ったCDは平井堅の『歌バカ』でした(笑) もともと母親がフォークソングが好きで、バンドもやってたんですよ。その影響でRCセクションとかそういう音楽をよく聴いてて、当時から音楽が身近にあって。
その次に買ったCDがAerosmith。小学校6年生くらいでハードロックがめっちゃ好きになって 。Led ZeppelinとかDeep PurpleとかMotörheadとか。それから中学生になってハードロックの雑誌を買ってもらって読んでたんですけど、その中にパンクの特集があって。そこからいわゆる初期パンクみたいな、セックスピストルとかを中学生になって聴き始めて好きになって。パンクにどんどんのめり込んでいって、COBRAとか日本のパンクシーンを聴き始めて。実験音楽やアバンギャルドなシーンにも入り込んでいってたのは印度洋に遊びに行き始めてから。高校生の頃には行き始めてたのかな。大学に入ったらバンドやりたいって思ってたから、その流れで軽音に入ることになって。別に軽音に入らなくていいかなって気もしてたんですけど・・・。それからshiNmmっていうバンドを始めて、活動する中でポストパンクやストレンジな音楽にどんどん傾倒していって。そこからやっぱりアヤト君くん達とバンドやりたかったのでAyatoを始めました。
クラハラ: いま興味があることとか、これからやってみたいことはある?
マナブ: 海外ツアーしたいかな。海外でライブしたい。
クラハラ: 前から台湾でライブしてみたいって言ってたよね。
マナブ: 台湾も行きたいし ヨーロッパも行ってみたいな。アメリカも。海外でやってみたい。
ケイキ: ヨーロッパ行きたいっすね。
クラハラ: ヨーロッパだとどういう場所に行ってみたい? イギリスとかドイツとか?
ケイキ: 自分はドイツに行ってみたくて。
マナブ: ドイツ行きたいね。
ケイキ: ドイツでビール飲みたい(笑)
ユウカ:ドイツも行きたいし、スペインやイタリアにも行ってみたい。
そういった地域の音楽のリズム隊を観てみたいし、そのリズムを自分に還元したい。
アサヒ: 海外ツアーに行ってみたい気持ちはすごく強いです。ツアーを楽しむためにも自分の演奏のクオリティを上げたいなって思ってます。チューバもコントラバスも。海外ツアーがそういうモチベーションになってる。
クラハラ: アヤト君はどう?
アヤト: 海外は行きたいっすね。
マナブ: 最近のみんなの関心事やもんね。
クラハラ: メンバーみんなで共通してるんだね。
マナブ: 楽しそうじゃないですか、海外ツアー。言葉が通じないところ、全く僕らの情報がないところでどれくらい出来るのかっていうところも気になるし。自分たちがやってることが文化圏を超えたところでどう受け入れてもらえるのか、結構興味ありますね。
クラハラ: そういえばAyatoの歌詞は特定の言語で書かれてるわけじゃないんだよね?もしかしてそれも言葉が通じない海外でのライブを意識してるの?
アヤト: 何も意識してない(笑) でも最初に作った3曲目くらいまでは一応歌詞があるんですよ。1回も県外でやったことない曲ですけど。その3曲目は歌詞がドイツ語だったんですけど、自分は出身がドイツで。ドイツ生まれ。だから普通にドイツに行きたい。
クラハラ: そうなんだ!全然知らなかった。
アヤト: 父親が仕事でドイツで働いてて。自分も小さいころはドイツに住んでました。4年間くらい。
クラハラ: 何か最近ハマっているものとかおススメはありますか?
ユウカ: 自分からいいですか? Black Sabbathの「Iron Man」。ギターの音が本当にかっこよくて、ここ半年くらいずっと好きで。かっこいい。おすすめです。
アサヒ: 今まで全然聴いてこなかったジャンルなんですけど、少し前にジャズのライブを生で観る機会があって。マナブさんやユウカちゃんたちが別日のやつを観に行くって聞いて、TOMEKA REID QUARTETの来日ツアーを八女に観に行ったんですけど、生の演奏を聴いたら本当に凄くて感動して。自分もあんなふうにコントラバス弾けるようになりたい。それがいまのモチベーションになってますね。
アヤト: Ghetto house。 今のテンションはGhetto house。なんて言うんですかね。海っぽい? 夏っぽい感じで。ちょっとチャラいし。
音楽以外だと最近行ったtahlia storeっていう東京のお店がめっちゃよくて。古着屋さんなんですけど、そのお店の人にすごい感動して。一生懸命接客って感じじゃないんだけど、自分が買ってきたものにすごい自信持ってて、どの服とってもいっぱい喋ってくれるみたいな。感動しました。
マナブ: TOMEKA REID QUARTETでも来日してたMary Halvorsonっていうギタリストがすごい好きで。ずっと聴いてます。ジャズギタリストなんですけど、実験的なこともやってて。自分の今の創作に影響を与えてるギタリストです。めっちゃ好きですね。
ケイキ: セブンイレブンの麻婆豆腐にハマってます! マジでハマってるんですよ。弁当コーナーの四川風の麻婆豆腐なんですけど、あれめちゃめちゃ好きです。マジで美味しいですね。麻婆豆腐が売り切れてたら麻婆丼を買います(笑)
マナブ: それしか食ってないもんね(笑)
ケイキ: マジでそれしか食ってなくて。平日はコンビニとかで晩御飯を買うんですけど、その麻婆豆腐を5日連続で食べました。
マナブ: 大丈夫?(笑)
ケイキ: その麻婆豆腐のおかげで四川風の料理が好きなんだって気づいて。スパイスがすごい。スパイスっていうか山椒なのかな? 辛いけどスカッとくる感じがすごい好きで。驚きでしたね。コンビニにこんな美味いものがあるのって。一時期コーヒーにもめっちゃハマってて、コーヒーの香りでめっちゃアガってなんかトリップするみたいな。そういうのが結構好きで、いまは麻婆豆腐にハマってます。
HOWL COMPILATION 1 購入↓
https://mychairbooks.ocnk.net/product/1186
[PROFILE]
2019年山口県にて活動開始。PUNKやBASS MUSICを始めとする様々な音楽に影響を受け、それらを昇華すべく模索している。チューバやモジュラーシンセ等を取り入れた独自の編成で演奏している。